はじめに
小さなことでも大きな事でもそうですが、未知の世界に挑戦するというのは、とても大事なことです。
最近の脳科学の研究では、大人になっても毎日新しいニューロンが生まれ、本来2週間でニューロンは死滅してしまうそうですが、新しいことを学ぶことによってニューロンを生き延びさせることが可能であることがわかっているそうです。
つまり、あなたが今何歳だとしても、未知の世界に飛び込んだり、新しいことに挑戦することは重要だということです。
そうは言っても、未知の世界に挑戦するのは不安だという気持ちもわかります。
今日は、未知の世界に挑戦するときの心構えについて書きたいと思います 。
できると決断する
未知の世界に挑戦するとき、人間は必ず「自分にできるかな~」と考えます。
でも、こうやって考えた結果、自分にできることばかりを選んでいると、成長はあまり見込めません。
あまりに自分のレベルとかけ離れた目標はダメですが、 自分には少し無理そうだな~と思うくらいの目標が、難易度としてはベストです 。
そうやって、あなたのレベルより少しだけ上の目標を設定するようにしてみてください。
そして、次が大事なことですが、できるかどうかを判断するのではなく、自分の中で『できる!!』と決断してください。
そうすることで、目標を達成するためのいろいろなアイデアも出てくるようになります。
逆に、やったことがないことをこれからしようとするときに、できるかどうかを考えてしまうと、できない理由ばかりが出てきてしまって、なかなか最初の一歩を踏み出せなくなってしまいます 。
頭の中で考えてるだけではダメで、『できる!!』と決断して一歩を踏み出せば、見えてくるものが必ずあります 。
ルネ・デカルトの言葉で、「不決断こそ最大の害悪」という言葉があります。
できるかどうかではなく、自分の中で『できる!!』と決めてしまって、一歩を踏み出すという姿勢を大切にしてみてください。
一歩を踏み出しさえすれば、案外こんなものかと思える
例えばあなたが、「あの人はすごいな~」と思っている人でも、当の本人は意外と、「自分は大したことないな~」と思っているものです。
それはなぜかというと、人間は自分がやったことや経験した事は過小評価し、自分がやっていないことや未知のことは過大評価するという傾向があるからです。
ですので、自分にとって未知の世界に飛び込むのは、実際以上に不可能そうに見えてしまうんです。
逆に、転勤や海外出張が多い仕事など、未知の世界に飛び込む機会が多い人は、多少不安があっても飛び込んでしまえばなんとかなるという心構えができているので、 未知の世界にも躊躇なく挑戦できるようになります。
「一歩を踏み出さえすれば、何とかなる」という気持ちを持っているかどうかは、とても大事なことです。
普段の生活の中で、あなたが未知のことに対して、小さな一歩を踏み出す癖をつけるように行動してみてください 。
行動するまでのスピード重視
現時点の材料だけを頼りにして、頭の中で未来のことを推測しても、未来のことを正確に言い当てることはできません。
なぜなら、行動してみて初めてわかることもあるからです。
どうせ未来のことがわからないのであれば、 正しい答えを探してから行動するよりも、行動して間違ってたら違うやり方を試すみたいに、間違いを潰していったほうが圧倒的に早く成長できるし、早く成功できます。
だから、とにかく行動するまでのスピードを早くして、いろいろなことを試した方が、結果的には圧倒的に早く成功できます 。
まとめ
未知の世界に挑戦するときは、できるかできないかではなく、まずはあなたの中で『できる!!』と決めることが大事です。
そして、多少不安な気持ちがあったとしても、「一歩を踏み込みさえすれば何とかなる」という気持ちを持っているかどうかは、とても重要です。
普段の生活の中で、未知のことに対して一歩を踏み出す癖をつけるようにしてみてください。
最後に、行動するまでのスピードが大事です。
行動するからこそ、見えるものが必ずあります。
頭の中で正しい答えを探してから行動するよりも、行動してみて間違っていたら違う方法を試すというような、スピード重視のやり方をぜひ取り入れてみてください。
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