初対面の人や、まだあまり親しくない人と話さなければいけないような場所に行ったとき、何を話せば良いのか分からず途方に暮れたことはありませんか?

何も話せずに終わるというような失敗をしなくてもすむように、交渉事にも使うことができる好印象を与える心理テクニックをご紹介します 。

〇〇の話をすれば好印象を与えることができる!?

実は、相手があなたの話を聞いたときに、あなたに対して好印象を抱く話のネタというのは、ある程度パターンが決まっています。

つまり、そのパターン通りに話をすれば、相手はあなたに対して自動的に好印象を抱くことになります。

では、相手に好印象を与えることができる話のネタとは何なのでしょうか?

結論を先に言うと、それは『あなたの失敗談を話す』ということです。

あなたの失敗談を面白おかしく話すことができれば、何より場の空気が明るくなります。

それに、失敗談には人の心を惹きつける不思議な魅力があります。

失敗が人の注意を惹きつけるという性質を利用して、実際に本番で失敗したような演技をして観客の注意を引きつけるマジシャンもいるくらいです。

例えば、実際の例としては、アップルの創業者スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチでは、ジョブズは自分の本当の母親が自分を生んだ時、未婚の大学院生だったことを話したそうです。

さらに、その母親が自分を養子に出した先の夫婦が貧困家庭だったことも打ち明けたそうです。

そして、小学校の先生が「この宇宙でわからないことは?」と質問したのに対して、「なぜ、うちがこんなに貧乏なのかわかりません」と答えたというエピソードも披露しました。

結果、このスピーチはスタンフォード大学生の心を鷲掴みにしました。

ある心理学の実験では、たとえ無理矢理でもプライベートな話題の話をさせた男女の方が、当たり障りのない普通の会話をさせた男女よりも、仲良くなる確率が圧倒的に高かったそうです。

つまり、自分から自分のプライベートの情報を開示して、失敗談や恥をかいたことなどを面白おかしく話すことできれば、相手との距離がぐっと縮まるということです。

このテクニックは、交渉などでも使えますし、相手に好印象を与えたいあらゆる場面で使うことができます。

失敗談のエピソードは、その場で考えることは難しいので、普段から考えておいて、ここぞという場面で使うようにすると良いと思います。



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打ち合わせをする『場所』で好印象与える方法

特に理由は無いんだけど、何となく気分が悪いとか、不愉快な気分の時ってありますよね?

こういうネガティブな気分の時に人に会うと、その人に対してもなんとなくネガティブな感情を持ってしまいます。

というのも、ネガティブな気分も人間関係の好き嫌いも、脳の同じ感情の領域で処理されますから、気分が不快だとネガティブな感情や嫌悪の感情を持ちやすくなるんです。

ある実験で、人の写真を見せてその写真から人物の印象や好き嫌いを聞くということをしました。

この時、実験のために2つの部屋を用意し、1つはエアコンを効かせた快適な部屋、そしてもう1つは、わざと高温多湿にして不快な気分になるような部屋を用意しました。

実験で見せる写真には、様々な人物が写っていて、見る人によっても印象が違うはずです。

ところが、実験結果を平均してみると、エアコンの効いた快適な部屋で写真を見た人たちの方が、高温多湿な不快な部屋で写真を見た人たちよりも、全体的に対象人物を好意的に見ていることがわかりました。

つまり、エアコンが効いた快適な環境が、写真の人物を評価するときに影響して、写真の人物の好感度を上げてしまったんです。

心理学では、このような現象を『連合の法則』といいます。

この連合の法則は、大事な交渉をする時などにも大いに役立ちます。

大事な交渉をする時や、相手に好印象を与えたい時は、まずは場所を意識するようにしてください。

そして、湿度や温度、あとは『匂い』などにも気を配りましょう。

珈琲やクッキーを焼いた匂いなどの良い匂いを嗅がせると、人間は説得に応じやすくなるという実験結果もあります。

交渉を成功させたり、相手に好印象を与えるためには、何を話すかも重要ですが、どこで話すかということも意識するようにしてくみてださい。



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